初めてスタンド看板を作るときのワンポイントアドバイス

スタンド看板とは

地面や壁面、建物などに固定して設置せず、移動が可能な看板を指します。
持ち運びや設置が容易なため、飲食店や物品販売店などの店舗入口付近にて営業案内用として使用されることが大変多いです。
人に対して極めて近い距離(目の前)で見てもらえることや、建物などに固定して取り付ける看板よりも比較的安価に導入ができる気軽さから、人気の看板と言われています。
大きさや表示の仕方について定義があるわけではなく、飲食店の席でよく見かけるメニュー置きも“卓上スタンド”と呼ばれていることからスタンド看板だと言えます。
同様に黒板にメニューなどを書いて立てかけておく木製品も“イーゼルスタンド”と呼ばれていますので、これもやはりスタンド看板の一種と言えます。

スタンド看板の種類

素材について

ステンレス製・アルミ製・スチール製・木製と様々です。

形状について

最も普及しているタイプが“A型スタンド看板”と呼ばれる折りたたみ式のタイプです。 このA型スタンド看板は、真横から見るとアルファベットのAの形に似ていることから命名されたようです。

他にもアルファベットのTをひっくり返した形状の“T型スタンド看板”や、 シンプルな1本脚でスマートに見せる“ポールスタンド看板”や、 表示面(パネル)が曲面になっている“カーブスタンド看板”など、 様々なタイプがあります。

使用場所や目的によって最適な看板は変わってくるかと思いますが、 こういった細かいニーズに合わせて規格化された製品が、看板屋さんでは多く販売されています。

スタンド看板いろいろ

見やすい看板の選び方・ワンポイントアドバイス

看板の大きさについて

本体の高さに注意しましょう。 例えば高さ1mのスタンド看板は、大人が目の前に立つと目線ではなく 少し下、見下ろすような大きさと言えます。 目印として設置したい、店舗イメージの一環として設置したい、などと いった用途には問題ありませんが、商品やサービスのPRを目的としている 場合はより長身で大きなスタンド看板のほうが適しているといえます。

また設置を予定している場所の大きさを把握しておくことも大切です。 くれぐれも通行の妨げになるような設置とならないよう注意をしましょう。

さらに設置に関しては法律や条例が関わってくることがあり、注意が必要です。 合わせて下記の設置に関するポイントも読んで頂けるとよいと思います。

表示内容について

看板に大切なことは、「見やすいかどうか?」です。 いくら素敵なデザインでもそれが小さな文字ではまったく意味がありません。 距離に対する必要な文字サイズを意識しましょう。 詳しくはこちらのスタンド看板デザインのコツとポイントをご覧下さい。

設置のしかたについて

片面のみの表示看板か、両面表示の看板なのかによりポイントが異なります。

片面表示看板は、表示面を広く見せるように配慮しましょう。 具体的には、店舗と平行に設置、もしくはやや斜めにして通行人の目に留まりやすいようにします。 また人の流れを意識して設置することも大切です。特に朝と夜で流れが逆となる駅前などは注意が必要です。 都度看板を置き直し、表示面が人と向き合うようにしましょう。

両面表示看板は、袖看板のように建物に対して垂直に置きましょう。 つい店舗と平行に置いて見栄えを良くしたくなりますが、垂直に置くことでどちらから向かってくる 通行人に対しても表示面を見てもらえるチャンスが生まれます。

設置に関わる制度(法律・条例)のお話し

屋外広告物制度について

街の景観の維持と公衆に対しての危害の防止を目的として、 屋外広告物には法律で定められた決まりがあります。

国土交通省のホームページには屋外広告物の定義が 次のように説明されています。

屋外広告物とは、

  • 常時又は一定の期間継続して
  • 屋外で
  • 公衆に表示されるものであって
看板、立看板、はり紙及びはり札並びに広告塔、広告板、 建物その他の工作物等に掲出され、又は表示されたもの並びにこれらに類するものをいう もちろんスタンド看板もこの“屋外広告物”に該当します。 設置には、先述のとおり景観や危険性を考慮しなくてはいけません。

設置の許可や禁止について

設置の許可、または禁止においての細かな基準は、市町村により 異なっているため一概にはここで上げることはできませんが、 例として次のような項目が指定されていることがあります。

  • 面積○m2以下であること・高さ○m以下であること
  • 突出看板の出幅は○m以内であること
  • 地色は○色又は○色であること
  • 蛍光色を使用しないこと
  • 点滅する光源を使用しないこと

スタンド看板の購入前に、設置場所の市町村へ確認することをお勧めします。 国土交通省ページには、地方公共団体屋外広告物担当課一覧が掲載されています。こちらを参考にしてください。